放射線治療で根治できる癌|手術できない部分を治療

病院

学習しよう肺の病気

女の人

女性に多い疾患です

肺腺がんは喫煙と関係が薄い疾患だと考えられています。そのため他の肺がんのように、喫煙率を元に今後を予想することはできません。統計的には男性より女性に多い肺がんで、この割合が変わっていない以上、今後も女性が発症しやすい肺がんと予測できます。肺腺がんは、肺野部という肺の末梢に近い部分に好発します。この部位は比較的レントゲンなどに癌が映りやすい部位です。そのため、他の肺がんと比べるとレントゲンによる疾患の発見率が高くなっています。そのため、今後さらに健康診断が普及すれば、肺腺がんの早期発見率が上昇するかもしれません。ただしそれには、画像を判読する医師の技量が問われることが多く、簡単に発見できる疾患ではないことは事実です。

特徴を学習しておこう

肺腺がんは、肺がんの分類上では、非小細胞性の癌です。女性に多いことと、症状がゆっくり出現することが有名な特徴です。検査は喀痰を調べたり、気管支鏡を使って細胞診をしたりすることで確定診断ができます。治療は、早期では手術が適応されることが多く、進行すると抗がん剤による化学療法や放射線療法が治療の中心になります。治療の中では化学療法が近年非常に進歩しており、分子標的薬により副作用が抑えられるようになってきたことは、患者にとって良いことです。分子標的薬とは、癌細胞のみを治療できる抗がん剤のことで、他の細胞をあまり攻撃しないため、副作用が少なくなります。分子標的薬単独での治療よりも、他の放射線療法などと併用されることが多いです。